署名にご協力ください:大飯原発差止め訴訟 控訴審で、住民側が申請した証人を認めることを求める署名

投稿者: | 2017-08-31

【Change.org】
島崎邦彦証人が指摘した関西電力大飯原子力発電所3,4号機の安全性の問題点を解明すべく、住民側(被控訴人)が申請した証人尋問を行い、審理を尽くすよう求めます

2014年5月21日、福井地方裁判所で大飯原子力発電所3、4号機の運転差止めを命じる判決(樋口判決)が言い渡されました。関西電力が控訴したため、名古屋高裁金沢支部で審理が続いています。

今年4月には元原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦氏が証人として証言し、大飯原発の安全性について,次の重大な問題点を指摘しました。
①関西電力は、大飯原発周辺の地盤について浅い層しか調査しておらず、地下深くの地質構造の詳細は分からないため、実際には想定より大きな地震が生じる恐れがある
②安全設計の一番の基本となる基準地震動の計算が、計算式(入倉・三宅式)の使い方を間違えているため、大幅な過小評価となっている
③規制委員会の安全審査は、政府(地震本部)が定めた方法と異なるやり方で基準地震動の計算を行うことを認めており,重大な欠陥がある

住民側(被控訴人)は、島崎証言を裏付けるための学者証人の尋問申請を出しました。
ところが名古屋高等裁判所金沢支部の3人の裁判官は、住民側の学者証人の申請を軒並み却下して、審理を打ち切ろうとしています。こうした裁判所の態度は、「樋口判決を葬り去る」ため、真実の解明という裁判所の役割を投げ出すものとしか考えられません。
この国は、福島第一原発事故の甚大な被害を経験しました。想定を超える大地震が大飯原発を襲う可能性も否定できない(島崎証言)中、誰が大飯原発の安全性を担保するのでしょう。

裁判所には、島崎証言が指摘した安全性の問題点を真摯に受け止め、必要な証人尋問を行って審理を尽くすことが求められています。樋口判決が指摘したとおり、命とくらしという人格権の中核的部分は、憲法上もっとも重要な基本的人権であり、「たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失」です。

基本的人権を守る裁判所の役割を発揮することを,強く求めたいと思います。

福井から原発を止める裁判の会
代表 中嶌哲演(大飯原発差止裁判原告団長)

Webサイト http://adieunpp.com
Facebook https://www.facebook.com/adieunpp/

なお,裁判の進行や問題点については,以下の動画も御覧ください。原発裁判についての情報にはじめて接する方には,ダイジェスト版がお勧めです。
170820大飯原発訴訟控訴審現状報告
「福島事故の反省はどこへ 崖っぷちの関電を救済する名古屋高裁金沢支部」(13分)

170825大飯原発訴訟控訴審現状報告ダイジェスト版(6分)

賛同者の署名は以下の宛先へ届けられます

名古屋高裁金沢支部 裁判官裁判官内藤正之,裁判官鳥飼晃嗣及び裁判官能登健太郎