関西電力・原子力規制委に対する抗議・要請書「高浜原発4号機の原子炉自動停止事故に抗議する 再稼働最優先ではなく、事故原因を徹底究明し、住民に説明せよ」(2016/2/29 グリーン・アクションなど7団体)

グリーン・アクションなど7団体による要請書

PDF版 http://greenaction-japan.org/internal/160301_statement.pdf
 

高浜原発4号機の原子炉自動停止事故に抗議する

再稼働最優先の関電と規制委員会の姿勢が引き起こした原子炉停止事故
再稼働最優先ではなく、事故原因を徹底究明し、住民に説明せよ!
高浜3号も運転を停止せよ!


関西電力(株)社長 八木 誠 様
原子力規制委員会委員長 田中俊一 様

 2月29日、高浜原発4 号機が緊急自動停止した。発電と送電の操作を開始したとたんに警報がなり、発電機が自動停止した直後にタービンと原子炉も自動停止したと報道されている。
 高浜4号機は、2月26日の原子炉起動直前の20 日にも、一次冷却水が漏えいする事故を起こしたばかりだった。この漏えいの原因究明も放棄し、再稼働を最優先して突き進む関電と原子力規制委員会の姿勢によって、今回の事故はもたらされた。私たちはこれに強く抗議する。

 2月20日の一次冷却水漏えいについて、関電は2008 年からの「ボルトゆるみ」が原因だと発表した。しかし原子力規制庁は、ボルトは規定値で締められておりゆるみはなかったと表明している(2月25日の私たち市民との交渉。その後26日の福島みずほ議員事務所への文書回答)。両者の言い分は異なったままだ。さらに、もう一つの漏えい原因である、圧力の一時的な上昇についてもなんら解明されていない。

 このような姿勢で再稼働を最優先させれば、次には、取り返しのつかない大事故の危険さえある。これ以上、若狭の住民、京都北部の住民、関西一円の住民の命をもてあそぶなど許されない。
高浜原発3号機も即刻運転を停止すべきだ。

       要 請 事 項

1.高浜原発4 号機の原子炉緊急停止と、一次冷却水漏えいの原因を徹底究明し、
  福井と関西の住民に説明すること。
2.高浜原発3 号機も運転を即時に停止すること。
3.住民の安全を守るためには脱原発しかない。高浜3・4 号の再稼働を断念すること。


2016年3月1日

 グリーン・アクション
 原発なしで暮らしたい丹波の会
 脱原発はりまアクション
 避難計画を案ずる関西連絡会
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
 FoE Japan
 原子力規制を監視する市民の会